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（寒中に咲くタンポポ）

今日、駅のホームで「使って実感　ネットで申告　e-tax」というポスターを２枚も見かけました。
「使って実感」とは、なかなか核心をついたキャッチコピーだなあ、
と皮肉交じりに感心しながらポスターを眺めました。
「e-tax」の「e」は、「いいことあるよ」の「いい」を意味するするそうですが、
初めてe-taxを使ってみた人は、いったいどんな「いいこと」を実感したでしょうか？
ポスターに書いてある「添付書類の提出省略」「還付金がスピーディー」「２４時間受付」といった
「いいこと」にたどり着く前に、
「住基カードづくり」「カードリーダー購入」「公的個人認証サービスのダウンロード」
といった、とても面倒なハードルを全部、小さなミスもなくクリアしなければなりません。
でも、こんなことは、ポスターのどこにも書いてありませんでした。
今回、今年で６７歳になる私が、三日がかりで、
初めから終わりまで、ほとんど独力でe-taxの手続きや入力作業をしてみて「実感」したことは、
とにかく、面倒で、大変で、とても疲れた・・・ということです（だからこそ税理士さんが必要？）。
ただ、確定申告書の作成そのものは、
ほんとうに簡単・迅速・正確で助かったことだけは間違いありません。
あとは、還付金の着金が、例年と比べてどれくらい早くなるかに注目したいと思っています。