１００歳の母が遺した４８個の柿の実
今日は妻の実家に行きいろいろな整理をしてきました。
母（妻の実母：今年１月に１００歳で召天）は庭の畑が大好きだったので、
庭の畑では、ピーマンー、ししとう、なす、ミニトマトなどがどっさり採れました。
なかでもすごかったのが写真の柿。
この柿は、母が９５歳の時突然「柿を植えたい」と言い出したので
苗屋で小さな柿の苗を買ってきて畑の片隅に植えたものです。
「桃栗３年柿８年。おかあさん今９５だから、この柿、食べる頃はお母さん１０３だよね・・・」
などと妻と小さな声で話したものです。
その柿が、今日行ったらこんなにいっぱい実をつけていました。
数えてみたら、写真のもいできた柿が４３コ、野の鳥たちのために残した実が５コ、合計４８コ。
大豊作の柿の実を前にして、９５歳で「柿を植えたい」と言った母のすごさに、
妻と二人で今さらながらしみじみと感じ入っています。
