きのうは朝１０時から夕方４時半まで、ある大手メーカーの５０代職員が対象の
ライフプランセミナーでした。
受講者は、５０歳になったばかりの方が１０人ほどおられる一方で、
５８歳、５９歳という定年間近の方もおられ、とても年齢層の幅が広いセミナーでした。
このようなセミナーは、どちらか一方の世代に焦点をあてると、一方が興味を失うため、
講師にとっては少々むつかしいセミナーということになります。
きのうのセミナーでは、
国の公的年金制度、会社の退職金制度・企業年金制度の解説とか計算ワークや、
これから先１０年間の長期家計シュミレーションのワークは、
みなさんとても熱心でしたが、
マネープランや生きがい開発の話になると、会場の雰囲気ががらりと変わって、
受講者の反応が極端に鈍くなりました。
これほど極端な反応の落差は、私の長い講師生活の中でも、初めての経験でしたので、
内心戸惑いながら講義を続けました。
どんなセミナーでも、
自分はプロ講師としての自覚を持って入念な準備を重ねているつもりですが、
今回は、何かが足りなかったのかも知れません。
その “ 何か ” は、今朝になってもまだわかりませんが、
謙虚に反省して、来週のセミナーの準備にも万全を期すつもりです。
