東日本大震災の発生から1年がたちました。
あっという間の1年であり、長い長い1年でもあったようにも思います。
この大震災の被害に会われた方々に対して、自分はいったい何ができたんだろうか、
これから何をするべきだろうかについて、今、自問自答しています。
この写真は、去年の6月26日、被災地の岩手県大船渡市の瓦礫の下で見つけたむらさきつゆくさの花です。
この花が、ぼくに語りかけている言葉を、今日、もう一度一生懸命聴こうとしています。
今聞こえてくるのは、「あなたに今与えられている命を、感謝しながら、とにかく精一杯生きるんだよ」
という一言です。
これからもこの花が、東日本大震災のことを考える時の、ぼくの原点だと思っています。