今週の月火は、ある大手厚生年金基金主催の大規模なライフプランセミナーでしたが、
二日目のセミナー終了後、会場出口で受講者の皆様のお見送りをさせていただきました。
その時、何人かの女性受講者の皆様が私のところに寄って来られて、
「 とてもわかりやすかったです！ 」 と笑顔でお声をかけて下さり、握手を求められました。
国の年金や長期家計プランなどのむつかしい講義のあとで、
「 わかりやすかった 」というご感想をいただくことは、
講師にとって最高のほめ言葉だと私は思っています。
私が自分の講演や講義で一番力を入れているのは、「 わかりやすさ 」です。
そして、二番目は 「 おもしろさ （ 眠くならない ）」、ということです。
ところで、「 わかりやすさ 」 というのはどこからくるものでしょうか？
それは、話しているテーマについて、「 自分が心の底からトコトン共感し理解している 」
ということではないかと私は思っています。
そしてもう一つ、わかりやすさの要素として絶対に欠かせないことは、
「 むつかしい言葉 （ 特に専門用語 ） は最小限にとどめる 」
ということだと思っています。
私がこの二つのことをを完璧に身につけるのは、どんなにもがいてもむつかしいと思いますが、
前回の講演より今回の方が 「 わかりやすくて 」 「 おもしろかった 」
と言われることを目ざして、明日からも、こりずに悪あがきを続けるつもりです。
