力の限り生き切った人
昨日は1年間のコーラス締めくくりとして
東久留米の南沢コーラス練習(ヘンデル「メサイア」)に出てきました。
実は、私が東久留米の練習に出かけて行ったのは、
長年肺ガンと闘っている合唱団員の方にお会いして、
久しぶりにお互いの無事を確かめながら、
笑顔でガン談義を交わすことでした。
練習会場に着いて
ベースの席に彼の姿を求めましたがいない・・・
休憩時間になっても現れない。
隣の合唱団員の方に、
「あの〜、Kさんはお元気でしょうか?」
「・・・ Kさんは
去年の5月にお亡くなりになりました。
「・・・・・・・・・・・」
「Kさんは
肺ガンで何回も入退院を繰り返しながら、
退院されるたびに、即練習に出てこられて、
『何が何でも本番のステージに載るんだ!!!』
と最後までがんばっておられましたが、
本番を迎える前に。。。。。」
Kさんは、
何よりも好きだったコーラスを最後の最後まで愛し続け
本番のステージを夢見ながら息を引き取られたにちがいありません。
Kさんは、まさに
本番のステージを夢見ながら、
力の限り生き切った人です。
Kさん、
どうぞ安らかにおやすみください。