急に涼しくなって、夜は寒いくらいです。
今日は可憐な初秋の小花たちを撮ってきました。
外ではコオロギたちが鳴いています。
コオロギの声は、にぎやかだった蝉たちとは対照的に、
聴いている者をなぜかさみしい気持ちにさせます。
その理由は、
憎らしいほどの暑さに気をとられていた人間が、
秋風に頬を撫でられて、自分の中に潜んでいる深い孤独にふと気がつくからなのかもしれません。
でも、それはたいていの場合一瞬のこと。
さみしさの中だからこそ、家族や友のあたたかさやありがたさを強く感じる時にもなるのです。