600回踏み18時間寝かし
これは何の写真だと思いますか？
この写真は、明日わが家で開く「秋の手打ちさぬきうどんパーティー」のうどん生地です。
今朝の８時から３時近くまでかけて６キロ仕込みました。
わが家では毎年春と秋、年２回の手打ちさぬきうどんパーティーが２０年続いています。
集まるのは主に合唱団の娘たち（２０年前は、２０代３０代のかわいらしい娘で、
今も私のかわいい ？ 娘たちとその夫・子どもたち）。人数はだいたい２０人前後。
わたしの手打ちさぬきうどんはこの２０年間進化を遂げており、
今では、うどん生地づくりに今まで以上にたっぷり時間と労力をかけています。
四国香川県から取り寄せたさぬきうどん専用の中力粉１キロに
伯方 （はかた） の塩５０グラムを溶かした塩水５０８ｃｃを入れて粉を固め、
固めた生地を３回にわけて巻いたり織りたたんだりして踏み直し、
それぞれ２００回、合計６００回踏んで生地を鍛え、
最後に生地を菊練りで丸く練り固め、その生地を冷暗所で１８時間寝かす。
このしつこい仕込みのプロセスが、山神特製手打ちさぬきうどんの喉ごし・味・絶妙のコシを
生み出し
みなさんから２０年の長きにわたって愛されてきたんだと思っています。
うどんのダシはもちろん利尻昆布とだしいりこのいりこ昆布だし。
最高のだしです。
